佐賀の（有）森石州瓦　工事日誌

梅雨真っ盛りって感じの日が続きますね。
昨日の大雨では、予想通り雨漏りの問い合わせがちらほら…。
今日も雨なので、なかなか動けず。


そういう事で、工事日誌の更新です。
今回は佐賀市鍋島で葺き替え工事をさせて頂いたS様邸です


この距離で見て見ると外壁塗装もされて特に異常は無いようですが、



屋根に登ってビックリ!!
いたる所で、瓦が割れている。
点検をしてみたら、踏み割りではなく自然に割れています。
そう、欠陥商品を葺かれていたのです。
色も、しっかりとした緑だったようですが、こんなに褪せてしまってます。

施主様も、元請けの工事店におかしくない？と確認しても知らん顔。
重い腰が上がったと思えば、瓦メーカーは倒産。
S様はまさに泣き寝入り状態。
もちろん、元請けへの信用は無いので今更、補修をしますと言われてもこちらからお断り。
と、いう状態だったようで塗装屋さんから弊社に依頼されました。

築12年と建物としては古くなく、屋根のメンテナンスをしないでよいようにと、陶器瓦にされたのにこれではね・・・。





それでは、工事の方へ



クレーンを使用して瓦の撤去です。


撤去完了。
下地はまだしっかりしてるようですし、
新しく葺く瓦は寸法が同じなので、工事費を抑える為に施主様に確認をした上でこのまま使用します。


軒先は

逆水防止の板金を設置して


瓦を揚げました。

今回は下地をそのまま使用という特殊なパターンの工事ですので、施主様にしっかり説明し誤解の無いよう確認をしての作業になりました。
続く