瓦の基礎知識~瓦の名称は産地で決まる~
2021年06月09日
mai0708 at 14:46 | Comments(0) | 瓦について
こんにちは、有限会社 森石州瓦です。
今日の佐賀は、晴天!
かなり気温も上がっています。
さて今日は、瓦の基礎知識についてお話します。
『瓦は陶器なんですよ』
一般の方への瓦説明には、いつもこの言葉からお伝えしています。
殆どの方は『…え?』となるんですが(笑)
瓦は土を高温で焼いて造るので、基本的は陶器と思って頂いて構いません。
そして、瓦の名称は『産地』によって違います。
〇〇瓦と呼ばれれば、〇〇は土地名と考えてください。
森石州瓦は、石州瓦(せきしゅうがわら)を主に取り扱っています。
石州は、島根県の石見地方を指します。
三州瓦、淡路瓦と並ぶ、日本三大瓦の一つです。
現在年間約2億枚が生産され、全国シェアの約20%を占めています。
最大の特徴は『耐久性』‼︎
焼成温度は1200℃以上と高いため、凍害に非常に強く豪雪地帯や寒冷地帯で特に指示されている瓦です。
佐賀でも、山間の積雪が多い地方ではやはり石州瓦が多いですね。
積雪が少ない九州ですが、台風が多いという理由から強度や耐水性を重視する声が多く、
私たちが石州瓦を勧める要因でもあります。
また、独特の赤褐色も人気ですね。
現在は洋風の家屋も増えていますが、石州瓦だと馴染みやすいので若い方も抵抗がないのでしょう。
家屋の瓦をじっくりと眺めるのも、なかなか面白いです。
ぜひ一度、お住まいの地域の瓦を見比べてみてくださいね。
有限会社 森石州瓦
住所:佐賀県佐賀市大和町久池井1688-4
TEL:0952-62-3899
今日の佐賀は、晴天!
かなり気温も上がっています。
さて今日は、瓦の基礎知識についてお話します。
『瓦は陶器なんですよ』
一般の方への瓦説明には、いつもこの言葉からお伝えしています。
殆どの方は『…え?』となるんですが(笑)
瓦は土を高温で焼いて造るので、基本的は陶器と思って頂いて構いません。
そして、瓦の名称は『産地』によって違います。
〇〇瓦と呼ばれれば、〇〇は土地名と考えてください。
森石州瓦は、石州瓦(せきしゅうがわら)を主に取り扱っています。
石州は、島根県の石見地方を指します。
三州瓦、淡路瓦と並ぶ、日本三大瓦の一つです。
現在年間約2億枚が生産され、全国シェアの約20%を占めています。
最大の特徴は『耐久性』‼︎
焼成温度は1200℃以上と高いため、凍害に非常に強く豪雪地帯や寒冷地帯で特に指示されている瓦です。
佐賀でも、山間の積雪が多い地方ではやはり石州瓦が多いですね。
積雪が少ない九州ですが、台風が多いという理由から強度や耐水性を重視する声が多く、
私たちが石州瓦を勧める要因でもあります。
また、独特の赤褐色も人気ですね。
現在は洋風の家屋も増えていますが、石州瓦だと馴染みやすいので若い方も抵抗がないのでしょう。
家屋の瓦をじっくりと眺めるのも、なかなか面白いです。
ぜひ一度、お住まいの地域の瓦を見比べてみてくださいね。
有限会社 森石州瓦
住所:佐賀県佐賀市大和町久池井1688-4
TEL:0952-62-3899